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こんにちは、「Y.W.C.でゆったり男」こと、北海道のカメさんです。

皆さんがもし人を雇うとしたら「向上心の高い人間」と「向上心の低い人間」どちらがいいですか？

恐らく99%の人間が「向上心の高い人間」を雇いたがるのではないでしょうか？

しかし「全社員が向上心が高い会社」ばかり存在するかというと、そうではない気がします。

従業員であることがステータスになるような超大手企業になってくると話は変わってきますが

ほとんどの場合、「向上心が低い人間」が存在します。

そして私はこの「向上心の低い人間」は意外に重要な存在ではないかと考えます。

「向上心の高い人間」はやる気に満ち溢れ、上昇志向が高く、比較的有能であることが多いです。

上昇志向が高い彼らはより上の役職を求め社内で競争を始めます。

もちろん社内の競争は良いことですが、役職の数には限りがありますので全ての社員が役職に就くことはできません。

なので競争に負けてしまった社員は、別の会社に活躍の場を求めて辞めてしまいます。

それだけではなく「向上心が高く有能すぎる人間」は、会社の枠を超えて独立して会社を立ち上げることも少なくありません。

そうなってくると「向上心の高い人間」だけでは十分な労働力を確保できなくなってしまいます。

そこで必要になってくるのが低い役職や立場でも文句を言わず黙々と仕事をこなす「向上心の低い人間」ではないでしょうか？

「向上心の低い人間」というのは「＝無能」ではありません。

家庭の事情だったり、自由な時間を重要視したり、様々な理由で上の役職を求めようとはしないが

自分の役割を真面目にしっかりと全うしてくれる人間。

そんな人達が満足して働ける環境や給料を用意し評価することがとても大事だと私は思います。

さて、今日もゆったり過ごして生きましょう。